第4回 通変星の概要と【印綬】

雀の親子が木の上にいます 四柱推命

さて、通変星の解説を始める前に、私の中で理解されている通変星とは何か、をお話ししたいと思います。

通変星の個性まるごと愛してね

世間には色々な占いの本が出ていますし、占い師さんも星の数ほどいます。
私がその人達よりすぐれているという訳ではないですし、その方々の解釈を否定することはできません。
ただ、私は私の見て来た視点でしか物を見れないので、私個人の想いが反映されていると思ってほしいのです。

人は、どういうわけか不安要素に引き付けられ易いので、悪いことを言う占いのほうが当たり易い。
なぜなら、各々が悪い解釈に拘って、無意識に悪くしていくからです。
私は、占いというものは、前向きに歩くためのパワーを求める物でなければならないと思っています。
ですから、反省すべき点は反省しても、不安になったり自分を否定したりしないでほしいのです。
命式表を正しく解釈すれば、自分の人生の課題が見えてくる場合が多くあります。
その課題は、その人が乗り越えられる範囲内の課題です。
間違いなく、あなたは人生の課題をクリアできる人なんです。 自信を持ってください。

人を愛するように自分を愛してあげてくださいね。
通変星は 小さな小さなあなたの分身です。

通変星同士の関係

通変星同士の関係図

上の図は通変星同士の関係図です。
ブルーは相生関係=助ける関係、オレンジは相剋関係=攻撃する関係。
一番上の比肩・劫敗が自分自身になります。
自分が生むのは子供で食神・傷官。
自分を生んでくれるのが母親で印綬・倒食。
自分が剋すのが妻もしくは父親で正財・偏財。
自分を剋すのが夫もしくは子供で正官・偏官。
自分を中心に見るとこんな関係性になります。

大切な通変星の位置

大切な通変星の位置を示す命式表の図

最初に見るのは、あなたの中心にある、月柱下で囲った部分。
一生を通じて、この星の意味することがあなたに一番強い影響を与えます。

次に見るのは、あなたの年柱の上ブルーで囲った部分。
これは、社会の柱である年の上ですから、あなたの第一印象となる星です。

それでは、お母さんの星、印綬から行きましょう😄

印綬

意味すること・・・母・勉強・神仏・教師・人生の師・宗教・名誉・心を修する

【性格】
印綬の基本的な意味は、中国において官位の証として印を与えられたという制度の事で、このことから褒賞や名誉、学術的知識などの輝かしいイメージがわきますね。
そう。印綬はとても頭のいい星です。お勉強・本が大好き。理屈も理論武装も凄いです😅
学者や研究者に向いた星といえるでしょう。

また、上の図に示したように、自分に力を与える星です。
印星は印綬と倒食(偏印)の二種類ですが、印綬は実母の意味があり、倒食は養母の意味があります。また、印綬はとても真面目な人です。とても真面目に自分をバックアップしてくれます。

この星が中心にあると、心の中に母がいて、とても母を大切に思っているのです。
けれど甘やかされていると、母が心の中心にいることが当り前になってしまい、
何でも・いつでも母親や目上から与えられるのが当然、という性格になることもあります。
そうなると自分をバックアップしようとするせいで、自己弁護のための理屈を考えてしまうような、自我意識が強くなってしまうという欠点を併せ持ちます。

この星があると、とても尊敬する先生がいたり、神仏に手を合わせることに違和感がなかったり
あることを調べ始めると、とことん調べていったりそんな個性が出やすいです。

印綬のイメージ赤ちゃんを抱くお母さんのイラスト

wikiでこんなのみつけました。色々な解釈があるんだなぁと。😅
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印綬(四柱推命)

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