第1回 十干について

四柱推命

皆様こんにちは!(^○^)ノ
自分発見第一回目、十干について、です。
あらかじめこちらのサイトでご自分の命式表を作成しておいていただけると解りやすいかと思います。

命式表作成に関してはちょっと難しいかもしれないので、こちらの記事で作成の仕方を解説しています。

教材はそれぞれの命式表
学用品は好奇心

そして、知っておいて頂きたいのは、
「占いは人生を切り開くための目安。占いよりも普段の心掛けの方が運命に強い影響を与える」ってことです。
だから、ご自分の星が悪い星だと決め付けたり、自分が不幸だと思ったり、決してしないで下さいね。
全ての運命は自分の思いで変わります。
必ず!
信じてね!
沢山の人生が、それぞれの形、色、輝きを持っています。
でも内側からではその輝きが見えないんですよね。
占いを知ることによって、自分がどういう宝石なのか、知ってください。

どんな人生も宝石なんですよ!m9(`・ω・´)

命式表を見る

十干の教材、命式表

日柱の干支は、自分の本質を表現しています。
上の表の赤字の部分を見てくださいね。「甲辰」と書いてあります。
通変星や十二運との組み合わせで表現の仕方は変わってきますが、本質的な性質を見るときはここを見ます。
「甲」を干(かん) 「辰」は十二支です。

十干の性格

十干にはそれぞれとても特徴的な性格があります。
命式を見る際には一番最初に「日柱」の干を見ますのでまずは特徴を覚えてください。

甲(きのえ) 

木の性質の陽で春、大木を表します。
大きな木をイメージしてください。
いい状態であれば木陰を作り、人を憩わせ、風と共に常に歌っています。
耐える力も強く、伸びる力も強い。リーダー的な存在です。
しかし台風などで力が加わって折れてしまうと修復が難しいですね。
甲の人はそんな人です。
木の性質の人が音楽が好きというのもうなずけますよね。

乙(きのと)

木の性質の陰で春、つるの木を表します。
藤やブドウなど、つる性の木をイメージして下さい。
自然の中では何かに絡み付いて伸びていきます。繊細な枝先で相手を探り、
柔らかで、傷つきやすい葉や茎を広げて行きます。
しかし絡みついた相手を壊してしまうこともあります。そうすると一緒に倒れてしまいます。
倒れてもまた他のものに絡み付いて伸びようとする…。
乙はそんなひとです。繊細で優しい、でもしたたかなところもある。

丙(ひのえ)

火の性質の陽で夏、太陽を表します。
太陽をイメージして下さい。
いい状態であれば明るく、温かく、万物を成育する恵みの光、浄化の光りです。
ところが、暴走気味になると、水分を奪い、山火事を起こしますね。
逆に不足すると本来与えられる物が大きい分不足感が大きく、寂しいですね。
丙はそんなひとです。火の性質でどんどん燃え移っていくことから、
興味が移り変わりやすい、という面も併せ持っています。

丁(ひのと)

火の性質の陰で夏、灯火を表します。
ろうそくの火、ランプの火をイメージして下さい。
明るい昼間に見ると全然目立ちませんが、暗いところでは温かみや安心を与えてくれます。
しかしそれでも火ですから、もし暴走すれば火災を起こしてしまいます。
丁はそんなひとです。一見明るく見えませんが、火の質はしっかり持っています。

戊(つちのえ)

土の性質の陽で、季節は土用(変り目) 岩山を表します。
大きな山をイメージして下さい。
何万年もそこに鎮座し、大きな恵みを人々に与えて来ました。動物を育て、森をはぐくみ、
水を浄化しています。古くから山岳信仰の対象とされているのです。
しかし、一旦怒りをもつと、雲を湧かせ、雨を降らせ、災害を起こします。
戊はそんなひとです。普段おだやかで大人しいけれど、怒ると怖いのです。

己(つちのと)

土の性質の陰で、季節は土用(変り目) 畑の土を表します。
畑やプランターなど、滋養のある土をイメージして下さい。
花や作物に栄養を与え、ゆったりとした田園風景を作ってくれます。
しかし大雨が降ると簡単に流れますし、日照りが続くと簡単に土ぼこりになりますね。
己はそんなひとです。優しく大人しく、繊細で外的刺激に弱いのです。のんびりやでもあります

庚(かのえ)

金の性質の陽で、季節は秋、原石を表します。
鉄鉱石などの、大きな原石をイメージして下さい。
金属質は多いもののまだ石との分離がされていません。金の質を得るには鍛錬される必要があります。
しかし金の質ですから良く響き、空気中の水蒸気を冷やし、水を作り出します。
庚はそんなひとです。勘は良くても荒削り。頑なですが鍛錬を喜びます。

辛(かのと)

金の性質の陰で、季節は秋、ナイフや貴金属を表します。
精錬された貴金属や刃物をイメージして下さい。
爪で弾くと美しく響きます。刃物はさまざまな物を切り出してくれます。
しかし、強い刺激には弱く、曲がったり傷ついたりしてしまいます。
辛はそんなひとです。とても勘が良く、鋭く、しかし傷つきやすい繊細なひとです。

壬(みずのえ)

水の性質の陽で、季節は冬、大河や海を表します。
大海や湖などをイメージして下さい。
いい状態では穏やかで優しく、魚や海藻たちを育み雲の元になる水分となってくれます。
しかし荒れると風を呼び怒涛となり堤防も壊してしまいます。それでいて、
器に入れれば器の形にすんなりと収まりますね。
壬はそんなひとです。風などでさざ波が立ったりしやすいですが本質は落ち着いています。

癸(みずのと)

水の性質の陰で、季節は冬、コップの水などの小さな水を表します。
雨の日、軒から落ちる雨だれをイメージして下さい。
落ちた水は地表のチリや泥を集めながら水溜りになります。そして一杯になると流れていきますね。
最後には海へたどりつくはず。しかし晴れると簡単に乾きますし、隙間に流れ込んでしまうこともありますね。
癸はそんなひとです。情報収集能力があり、どんどん変化し(意見が変わりやすいという面も)、
なぜかお喋りな人が多いです。

まとめ

いかがですか。(^ー^* )フフ
「なるほどぉ~😲」と言うところと
「ええ~?いやいや~😅」と言うところと
それぞれあったかと思います。

これは単純に本質的な部分のみを抜き出しているので、他の星の影響を受けて、
色々なバリエーションが広がっていきます。

あなたはどんなバリエーションを持っているのでしょうか?(*^.^*)

ところで言い忘れましたが、夜中生まれの人は少し気をつけなければなりません。
前日に近いと、前日の影響を受けますし、次の日なら次の日の影響を受けます。
少々見方が変わるので、前日、もしくは翌日の命式をプラスして考えた方がいい場合もあります。

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