第2回 陰陽及び十二支について

満開の桜とすずめ 四柱推命

お待たせしました~♪
第2回、陰陽及び十二支についてを始めたいと思います😄
上の写真は、気持ちを大自然に向け、リラックスするために使ってくださいね。
思いっきり趣味に走っている…などとの指摘は無しの方向で!(*´艸`)

学術的なことも知りたいの!という方は「陰陽五行思想」(wiki)をどうぞ~😄

陰陽について

明るい、暗いという意味ではありません。
天体に例えれば太陽と月のイメージです。

陽について

明るく、大胆で頼りになり、男性的です。常に高いところから物事を把握しようとする傾向があり、傲慢な一面もありますが、おだてに弱い単純な面も。

十干十二支
甲(木の兄)―きのえ寅(とら)―木の陽
丙(火の兄)―ひのえ午(うま)―火の陽
戊(土の兄)―つちのえ戌(いぬ)・辰(たつ)―土の陽
庚(金の兄)―かのえ申(さる)―金の陽
壬(水の兄)―みずのえ子(ね)―水の陽
陰について

繊細で用心深く、優しい質で、女性的です。陽とは対照的に物事をミクロ的に見ようとする傾向があり、木を見て森を見ない状態に陥りがち。

十干十二支
乙(木の弟)―きのと卯(う)―木の陰
丁(火の弟)―ひのと巳(み)―火の陰
己(土の弟)―つちのと丑(うし)・未(ひつじ)―土の陰
辛(金の弟)―かのと酉(とり)―金の陰
癸(水の弟)―みずのと亥(い)―水の陰

十干と十二支の属性

陰陽五行と十二支の関係図

あ~!1回目の十干、読んでないわぁ~!という方は 第1回十干についてをご参照ください。

十二支について

各十二支の簡単な性質について解説します。

子(ね) 12月 水の陽
ねずみ

冬の盛り、雪や氷が全盛の頃を表します。
水の陽なので、壬(みずのえ)的な性質です。
子は気遣いが細やかで、人とのコミュニケーションを大切にしますが、
陽のせいか、少々大胆なかたも多いようです。

丑(うし) 1月 土の陰
うし

冬の終り、そろそろ春がそこまで来ている冬の土用です。
土の陰なので己(つちのと)的な性質です。
丑は忍耐強く、何事にもじっくりと取り組むという特質があります。
気の短い人から見ると少々のんびり屋に見えるかも。

寅(とら) 2月 木の陽
とら

春の初め、硬かった冬芽がゆっくりと幼い葉を広げるころ。
木の陽なので、甲(きのえ)的な性質です。
寅は行動的で大胆、人の上に立とうとする性質を持ちます。
意地も強いですが狭義心もあるので、頼りになるタイプ。

卯(う) 3月 木の陰
うさぎ

春の盛り、町中が花で一杯になるころ。
木の陰なので、乙(きのと)的な性質です。
卯の人は礼儀正しく、道徳的な方が多いです。人当たりがソフトで好印象を与えますが、少々視野が狭くなりがちなところも。

辰(たつ) 4月 土の陽
たつ

春の終り、そろそろ夏がそこまで来ている春の土用です。
土の陽なので戊(つちのえ)的な性質です。
辰は十二支中唯一天に登る動物(?)です。それゆえ勢いがあり、向上心も強くなりますが、大雑把で大器晩成型になりやすいです。

巳(み) 5月 火の陰
へび

夏の始まりです。
火の陰なので、丁(ひのと)的な性質です。
巳は金運があるとよく言われますが、実に用心深い人が多いので、
財を守るのが上手なのかもしれません。一見そうは見えませんが行動的な人が多いです。

午(うま) 6月 火の陽
うま

夏の盛り、太陽が一番強い時期です。
火の陽なので、丙(ひのえ)的な性格です。
午は実に大胆で、あっけらかーんとしています。
感情的になりやすいものの、立ち直りも早い。
明るいので(ブラックユーモアの場合も多々ありますが)皆に好かれます。
でも少し見栄っ張りさんでもあるのです。

未(ひつじ) 7月 土の陰
ひつじ

夏の終り、そろそろ秋がそこまで来ている夏の土用です。
土の陰なので己(つちのと)的な性質です。
未は土の陰とはいえ、丑と比べると夏の土ですから乾いています。
丑がじっくり取り組むの対して、あっさりしています。
そして、一旦自分の内側へ入れた人に対してはとても面倒見が良く、親切です。
午と同じで少々見栄っ張りさんです。

申(さる) 8月 金の陽
さる

秋の盛り、実りを迎えて豊かな頃です。
金の陽なので庚(かのえ)的な性質です。
申の最大の特徴は人とのかかわりが上手、ということでしょうか。
勘もいいので相手の欲するところを悟るのが早いです。とても行動的。
ただし、金の質のゆえ、少々合理的に考えすぎる場合もあり、冷たく感じられることも。

酉(とり) 9月 金の陰
にわとり

そろそろ晩秋。虫の声も静かになってくる頃。
金の陰なので辛(かのと)的な性質です。
酉は頭の回転も速く、よく気が付きます。
マメに良く動いてくれるので、グループに一人いてくれると助かるタイプです。
ただし、マイナス感情を持つと割り切りも早いので、冷たい印象を与えます。

戌(いぬ) 10月 土の陽
いぬ

もう雪の季節は目の前に来ている秋の土用です。
土の陽なので戊(つちのえ)的な性格です。
戌は同じ土の陽である辰と比べて、落ち着きがあり、誠実です。
実りの秋から寒い冬へ向かう季節がそうさせるのか、用心深く、腰も低く、人格者でもあります。
しかし思い切りが悪く、悩む時間が長いという性格も併せ持っています。

亥(い) 11月 水の陰
イノシシ

冬本番になりつつある、薄氷の季節です。
水の陰なので癸(みずのと)的な性格です。
亥はあまり目立たないのですが、実は行動的で自分の意見がはっきりしている人が多いようです。
おしゃべりで、味覚が鋭敏なのが不思議な特徴です。
少々わがままなのが難点です。

あなたの生まれた日の干支は何でしたか

さあ、ここで自分の日干(日の柱)を見てみましょう。
第1回の干と、今回の十二支の組み合わせで見ます。

干と十二支の質が同じであると、その意味が強まり、性格も強くなります。 
ちなみに、陽は陽同士、陰は陰同士でペアになります

甲寅(木)・丙午(火)・戊午(土)・庚申(金)・壬子(水)・・・陽の強い組合せ
乙卯(木)・丁巳(火)・己巳(土)・辛酉(金)・癸亥(水)・・・陰の強い組合せ
※火と土は、同じ午と巳になります。

表に出やすいのが干で、補助するのが十二支という見方がいいかと思います。

干と支を合わせた性格の読み方の例

例① 丙午(ひのえうま)

有名ですね。ご存知の方も多いと思います。女性が持つには強すぎるとされてきた干支です。
なぜかというと、干も支も火だからなんです。
火の気を強調するので、感情が激しく、大胆。美しい物が好きで明るく楽しい人物ではありますが
自己主張が強いので、男性中心の価値観では女性的ではないと思われたんでしょう。
私は現代の価値観は変化してきていると思いますので、問題は無くなってきていると思っています。

例② 壬辰(みずのえたつ)

干が水で十二支が土の陽の組合せです。
水の質は優しく落ち着きがありますが、辰は勢いがあって荒削り。
この方は一見穏やかに見えますが、知り合うにつれて辰の勢いのある面が見えてくる…そんな感じです。

例③ 辛丑(かのとうし)

干が金で十二支が土の陰の組合せです。
金の陰の質は勘がとてもよく、神経質ですが、丑はのんびりしていて我慢強い。
この方は鋭そうに見えますが(丑は結構強いのでのんびりして見える人も多いです(^▽^;))本人はマイペース。
ちょっと天然が入っているので、気が利くのにほわん、として見えて、目上には可愛がられます。

例④ 庚戌(かのえいぬ)

干が金で十二支が土の陽の組合せです。
金の陽の質は勘がよく、どことなく剛健な感じがしますが、戌は誠実でおっとりとした人物です。
この組合せの人は約束を大切にする人が多く、信頼されます。

例⑤ 丁酉(ひのととり)

干が火で十二支が金の陰の組合せです。
火の陰の質は一見暗そうに見えますが根は明るくて人とのコミュニケーションが好き。
酉は勘もよくマメです。この組合せの人は優しく気の付くタイプですが、少々マイペースに見える部分もあります。

例⑥ 辛卯(かのとう)

干が金で十二支が木の陰の組合せです。
金の陰の質は神経質で勘がいい、でしたね。卯は正義感が強く常識派。
この組合せの人は、とてもよく気の付く、周囲の空気を読むのが上手いタイプになります。

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