さあ、通変星最後の2つです。(⌒∇⌒)ノ
比肩
意味するもの・・・・・自分自身・同性の兄弟・友達仲間・独立・スタート
この比肩、説明していませんでしたが、日柱の上、空白の部分に誰でもが一個持っています。
これは通変星が、自分の日干と、その他の干との関係によって導き出されるためで、日干から日干を見た場合、同じものですから、比肩は自分と同じ物、すなわち自分自身になるわけです。(ややこしいけど、要は同じってことです♪)
この星が月柱下にあった場合、中心が自分自身になりますね。これは単純に解釈するなら、自己中心的な性格ということになります😅😅
しかし、比肩は半分は吉星なので、あまりわがままではありません。
ただし、何かを決める場合、人の意見を聞き入れることが苦手です。
本当は両親に相談して決めるべきことでも 「私はこう決めたから」 的なことになりやすいです。
そして、がんばりのきく星であるため、頑張ろうと思ったことは本当によく頑張ります。
体力の星でもあるので、余計そうなんでしょうね。
劫財(劫敗)
意味するもの・・・・・自分自身・異性の兄弟・友達仲間・財を奪う・独立・スタート
劫財も比肩と同じ、自分自身の星ですが、少々困ったことに、この劫財君、暴れん坊です。
どう暴れん坊かというと、財を奪おうとする星なんですね。
ギャンブル運があり、お金を使うのが好きで、人に奢るのも好きです。この性質は特に陽の人に出やすいです。「みんなで楽しい!」というのが大好きなのです。
この星が月柱の下にある場合、とてもザックバランな性格になります。
逆に余裕のない生活をしている劫財君は、フラストレーションが溜まりやすくなるので、さっき言ったのと全く逆に付き合いにくい人になりやすいようです。
がんばることはできるので、こういう場合はがんばっている劫財君の周囲が辛いかも…😥
そして、劫財君が年柱の上にあると…なぜか余計な一言を言ってしまう。
むこうっ気が強いというか…。言わないでいられないような人を良く見かけます。
でも悪意が無いので、誤解はすぐ解けます。それがありがたい所ですね。
劫財君のちょっと性質の悪い部分・・・財を奪うパターンですが・・・
財の意味すること。つまり女性も人の彼女を取ろうとしたりしてしまう…。
なにやら人の物だとファイトが湧くらしい😤(もちろん容姿や星の生かし方によりますよ!)
ま、そういう傾向が見られる、ってことなんですけどね…。
男性で、陽で劫財が2個以上あり、自分に自信のある人は、政治家や起業家向きだと思います。仲間を大切にし、金離れが良く、踏ん張りがきき、体力があるからです。
まとめ
劫財を毎回(劫敗)と書いているので「どっちなの?」とお思いの方も多いかと思います。
ですがこれは、どちらでもOKです。
財を奪う意味で劫財を使う方が解りやすいかと思っているのですが、口に出すときは劫敗のほうが多いように思います😅
比肩・劫財のまとめとして、この星が沢山あるひとは、体力もありますから、スポーツをしたり、体を使うことをオススメします。
ただし、体力を過信するあまり、病気をするとバッタリ倒れてしまうケースも多いので、日頃から自分の体に注意をはらうようにしてくださいね。
これで通変星10個を終わりました。
実は、説明しきれていないことが沢山あって、私の中ではまだ50%に満たないのです…。
なぜなら通変星と、日干、十二運、全て併せて初めてその人の性質がわかってくるからなんですね 。
同じ偏官でも日干の陰陽、五行(木・火・土・金・水)によって少しずつ性格が違うんです。
そして、偏官の隣にいるのが傷官なのか、食神なのか、印綬なのか・・・そういったことも微妙に影響してきます。