タロットカードとは
タロットカードの歴史はとても古く、古代エジプトだとか、ジプシーからだとか、色々な説がありますが 実際にはどの時代に、どこで発祥したものなのか、よく解っていません。
しかしタロットカードには、キリスト教の教えに由来する様々なシンボルが描かれています。どこで発祥したにしろ 西洋文化を取り入れながら完成していったのは間違いないようです。
私は「ウェイト版」のタロットカードを使っていますので、ここではその図柄で説明をしていきたいと思います。
このカードは、とてもポピュラーなので、ご存じの方も多いと思いますよ。(^ー^* )
タロットは、22枚の「大アルカナ」と、トランプの起源とも言われている56枚の「小アルカナ」 とで構成されています。
ここではまず、「大アルカナ」22枚の意味を学んでいくことにしましょう。
大アルカナの表すストーリー
№0「愚者」は、何もない透明な魂です。今ここにある世界を飛び出して違う世界を発見しようとする 好奇心と希望で胸がいっぱいで、足元を見ることができません…。
この無垢な魂が、№10の「運命の輪」をくぐる所まで成長して…
№13の「死神」で人生の生まれ変わりを体験し…
№15の「悪魔」で自分の欲望や執着に囚われ、苦しみもがきながら成長し…
№17の「星」で、やっと本当の希望を見つけて…
№21の「世界」に至ることで精神世界の深淵に辿り着いていく…
そう。タロットカードの持つ「宇宙観」は、私たちの魂の成長過程ともいえるんです。
私たちが希望に満ちて走る時、絶望に打ちひしがれて真理を求める時、執着に縛られて何も見えなくなっている時、ふいに神様から救われたような思いに感動する時…。
そんな瞬間を、1枚1枚のカードが表現しています。
それでは、カードの扱い方、配り方、カードの意味をお話ししていきましょう( ^-^)ノ
カードを扱う基本
タロットカードは、私たちのインスピレーションに応えて
生き方のヒントを教えてくれる大切なアイテムです。
心を込めて大切に扱えば、カードはより適切な回答を与えてくれます😄
タロット占いをする前に
タロットカードはあなたの潜在意識に働きかけるツールです。使い方によってはとても危険なものになりかねません。
なぜかというと、カードはあなたの心を反映するものだからなんです。
何かに執着している時、自分からその執着を断ち切れない時など、決してそれを占ってはいけません。
どうしても自分の望みがカードに映し出されてしまうので、そういう場合はほかの人に頼みましょう。
タロットを手にとったら
カードを手に取る前に、まず手を洗いましょう。
そうすることによって、カードの傷みを最小限にすることができますし、気持ちがきちんとカードに向かうからです。
そして占いたいテーマを決めて下さい。
占いたいテーマが決まって、カードを手にしたら、まず気持ちを落ち着けてください。
精神を集中して、頭を真っ白にするようにします。
そしてシャッフルする時には、ただそのテーマの事だけを想います。
自分の守護神やご先祖様、ハイヤーセルフや天使様に祈るのもいいでしょう。
自分の我がそこに入らないように真っ直ぐな気持ちで祈って下さい。
占いが終わったら
使い終わったカードは、必ず0から21まで、きちんと並べて片づけましょう。
これは、前回占った時のエネルギーがカードに残るのを防止するためと、自分の心のけじめをつけるためです。
揃えたカードは粗末に扱ってはいけません。必ず丁寧に扱ってくださいね。
タロットカードの配り方
各カードの意味
画像をクリックすると各カードの詳細ページに飛びます。
今の気分で画像をクリックしてみるのもおススメです。(⌒∇⌒)ノ
0ー愚者
1-魔術師
2-女教皇
3-女帝
4ー皇帝
5ー法王
6ー恋人たち
7ー戦車
8ー力
9ー隠者
10ー運命の輪
11ー正義
12-吊された男
13-死
14-節制
15-悪魔
16ー塔
17-星
18-月
19-太陽
20-審判
21-世界
タロットカードの起源や絵柄のバリエーションなど、学術的な知識が必要と思われる方はこちらの「タロット(wiki)」をご覧ください。