大アルカナ 2番 女教皇(THE HIGH PRIESTESS)
正位置
学識豊か・片思い
プラトニックラブ
恋愛より見合い
職場、学校内の付き合い
キャリアガール・独身主義
ロマンチスト
結婚を考えない態度
理解力
深い学識
聡明さ
ひきこもり
よみがえった過去の記憶にショックを受ける
距離を置き、離れていたくなる
![2-女教皇正位置です](https://tenkawachiho.com/wp-content/uploads/2022/03/2-The-High-Priestess.gif)
逆位置
無知・無学・浅はかさ
孤独・プライドが高い
冷たい印象・晩婚
ストレスでイライラする
色気不足で女らしさに欠ける
不妊・ハイミス・快楽主義
小うるさくて理想が高い
学識に頼りすぎて悪結果
問題が悪い結果に終わる
決まっていたことが急に曖昧になる
自信過剰で失敗する
![2-女教皇の逆位置です](https://tenkawachiho.com/wp-content/uploads/2022/02/r2-The-High-Priestess.gif)
イメージ
現実世界のコミュニケーションを終えた魂は、次に精神世界を体験します。
この場所は、神と人界を繋ぐ場所です。
神からの言葉を沢山集めた資料の中で、静かに英知を深めているのです。
女性でありながら、性的に未分化であるこの魂はただ静かに神の声を聞いています。
キーワード
処女性の高い高潔な
病気
腸炎・腹膜炎・大腸カタル・赤痢・コレラ・便秘・下痢
要素
方角…西北西
惑星…月
曜日…月曜日
カードに見られるシンボルの意味
一対の柱…白は男性(ヤキン)、神の愛。黒は女性(ボアズ)、神の試練。
柱の蓮の模様…蓮は英語でロータス。このロータは宇宙の輪廻転生の意。理想や計画を達成する力でもある。
書物(トーラ)…モーゼ5書を象徴している。
(創世紀(十戒)律法、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)
胸の十字架…2つの世界の区別。救済の約束という意味もある。
ブルーのヴェール…自己の内面に向かっている色。あからさまに明かされる知恵ではなく、最高の密儀者にだけ伝授される知恵
後方の緞帳…見えない世界への入り口。隠された真実が背後にある
ざくろ…生命の樹
足元の月…天から受けた啓示を地上へ送るアンテナ
概要
2は最初の偶数であり、二元性を意味しています。
また、1は男性で太陽の意味があり、2は女性で月を意味しています。
月は人間の潜在意識を照し、神の啓示を受ける事ができることの象徴なのです。
ここに描かれた女性は女祭司ギメルとも、エジプトの自然と豊穣の女神イシスとも云われていて、 どちらにしても月の女神が姿を変えたものであるとされます。
このカードは処女性の高い女性性の高潔さを表し、大アルカナ22枚中、最も神聖なカードです。