大アルカナ 4番 皇帝(THE EMPEROR)
正位置
支配・野心・たくましさ
エネルギッシュ・行動力
自信・富と力・指導力
おしゃれ・芸術・結婚
リーダーシップ・責任感
パイオニア精神
父・妻子ある男性
管理職・社長
探し求めていることに対し、大変有益な人物が現れる
ほとんどすべての望みを成就する
建設、形成、具体化
現状を変化させるものや人の出現
逆位置
傲慢・自惚れ・短気
ワンマン・見かけ倒し
頑固・暴力・頭が固い
未熟・無力・無責任
押しつけがましい
仕事で失敗
不誠実で考えが浅い
残念な目に会う
二男・三男・養子・過保護
未熟さや無能をさらけ出してしまう
機転や融通がきかないために、周りがついてこなくなる。
イメージ
ここでは3の女帝が作り出す無限大の物質群を、統制しています。
4の皇帝は全てを統べる者であり、統治者なのです。
彼は考え、決断し、采配しています。誠実に、的確に。
こうして物質界はあるべき形になっていくのです。
キーワード
権威の象徴・リーダーシップ
病気
性病・子宮ガン・子宮疾患・不妊症・痔・無精子症
要素
方角…南西
星座…白羊宮(牡羊座)
曜日…木曜日
カードに見られるシンボルの意味
王笏…アンク十字(別名=エジプト十字)を左手に持っている
玉座…石造りの玉座はゆるぎない地位を、立方体=4は物質を表す。
黄色…意識した光、見えている物
赤い衣…牡羊座・火星・肉体・怒り・激情・本能、そして物質界そのものの色でもある。
青いよろい…内面に向かっていることの象徴。(思考・調和)
二つの色は、物心両面が身に付いていることを表している。つまりこの皇帝は世襲制ではなく、自らの行動によってこの地位を得たのだということ。
山…自己のより高い領域への到着を求める気持ちを象徴。
概要
皇帝は、「朝の息子」であり、「力ある者達の長」です。
それは、牡羊座が火星の支配を受けている星座であって、太陽が一番力を持つ星座であることに由来しているようです。
このカードは四大元素を表し、四季などの世界を支配する安定した力(東西南北全てにわたり)を意味しています。その 力は、物質的であり、統率力もあり、男性的権力でもあります。
また、女性性、母性を象徴する女帝のカードと一対のカードですから、男性性、父性を象徴します。