大アルカナ 2番 女教皇(THE HIGH PRIESTESS)
正位置
学識豊か・片思い
プラトニックラブ
恋愛より見合い
職場、学校内の付き合い
キャリアガール・独身主義
ロマンチスト
結婚を考えない態度
理解力
深い学識
聡明さ
ひきこもり
よみがえった過去の記憶にショックを受ける
距離を置き、離れていたくなる
逆位置
無知・無学・浅はかさ
孤独・プライドが高い
冷たい印象・晩婚
ストレスでイライラする
色気不足で女らしさに欠ける
不妊・ハイミス・快楽主義
小うるさくて理想が高い
学識に頼りすぎて悪結果
問題が悪い結果に終わる
決まっていたことが急に曖昧になる
自信過剰で失敗する
イメージ
現実世界のコミュニケーションを終えた魂は、次に精神世界を体験します。
この場所は、神と人界を繋ぐ場所です。
神からの言葉を沢山集めた資料の中で、静かに英知を深めているのです。
女性でありながら、性的に未分化であるこの魂はただ静かに神の声を聞いています。
キーワード
処女性の高い高潔な
病気
腸炎・腹膜炎・大腸カタル・赤痢・コレラ・便秘・下痢
要素
方角…西北西
惑星…月
曜日…月曜日
カードに見られるシンボルの意味
一対の柱…白は男性(ヤキン)、神の愛。黒は女性(ボアズ)、神の試練。
柱の蓮の模様…蓮は英語でロータス。このロータは宇宙の輪廻転生の意。理想や計画を達成する力でもある。
書物(トーラ)…モーゼ5書を象徴している。
(創世紀(十戒)律法、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)
胸の十字架…2つの世界の区別。救済の約束という意味もある。
ブルーのヴェール…自己の内面に向かっている色。あからさまに明かされる知恵ではなく、最高の密儀者にだけ伝授される知恵
後方の緞帳…見えない世界への入り口。隠された真実が背後にある
ざくろ…生命の樹
足元の月…天から受けた啓示を地上へ送るアンテナ
概要
2は最初の偶数であり、二元性を意味しています。
また、1は男性で太陽の意味があり、2は女性で月を意味しています。
月は人間の潜在意識を照し、神の啓示を受ける事ができることの象徴なのです。
ここに描かれた女性は女祭司ギメルとも、エジプトの自然と豊穣の女神イシスとも云われていて、 どちらにしても月の女神が姿を変えたものであるとされます。
このカードは処女性の高い女性性の高潔さを表し、大アルカナ22枚中、最も神聖なカードです。