大アルカナ 12番 吊された男(THE HANGED MAN)
正位置
報われる・自己犠牲
魂が磨かれている(頭の光)
試練・困難・束縛・服従
耐える・損して得をとれ
献身益な愛
苦労を承知で尽くす
入院・足の怪我・投獄
逮捕(身を縛られる)
何かを犠牲にした結婚
我慢限界
どうしようもない状態
考え方が180度変わってしまう
逆位置
報われない犠牲
報われない愛
骨折り損のくたびれもうけ
役に立たない犠牲
耐えられない
尽くしがいのない相手
罰を受ける・自己中心
歩みよるのに時間がかかる
報われない愛
目的をなくし、なにをしていいかわからない
イメージ
魂は成長するごとに、たびたび試練に出会います。
この男は足を縛られて吊るされていますが、頭上は光り輝いています。
これは、試練によって魂が浄化されていく状態を意味しています。
彼は身動きが取れない状況ではありますが、どこか満足そうです。
病気
冷え性・足の疲労・歩行障害・腫瘍
要素
方角…東南東
宇宙観…海王星
月…9月
カードに見られるシンボルの意味
頭上の光…キリスト
葉のある木…吊るされた男の犠牲が実る/祝福されている
概要
このカードは強力な水の精 メム(W)であり海王星(自己犠牲)を表しています。
吊るされたことにより視点が変化し、全ての見方が変わりました。そして吊るされた苦しみに勝る何かを 見出した姿でもあるのです。
また、吊るされた足の十字と縛られた腕の三角形は、闇を補うために光が降下したことを表し、大いなる作業の 完成をも表しています。