大アルカナ 13番 死(DEATH)
正位置
死・敗北・終結・破滅
別れ・離婚・挫折・失業
仕事の失敗・手遅れ
行き止まり・退職
クビ・退学
死に至る病気(エイズ,癌)
少し距離を持つ
良くない変化
急変・意外な変化
再生のはじまり
ある事柄に決定的なピリオドが打たれる
逆位置
復活・再生・回復・再出発
心機一転
九死に一生を得る
最悪の時を乗り越える
全てを新しくやり直す
倒産を免れる・協議離婚
傷つかずに別れられる
新たな魅力発見
とことん行ってのやり直しだから、しんどいのはしんどい
思い切った転換による成功
過去のしがらみを断ち切ることができる
イメージ
死神は粛々と倒れた人々の間に駒を進めてきます。僧侶は死神に礼を尽くして
受け入れようとしているように見えます。
これは、死が終わりであるだけでなく、再生へのスタートでも
あることを意味しているのです。
病気
頭痛・脳卒中・脳溢血・歯痛・不眠症・めまい・顔面神経痛・頭と顔の疾患
要素
方角…東
宇宙観…天蠍宮(蠍座)
カードに見られるシンボルの意味
死神…選ばれた者(目覚めたもの)のみ連れて行く
黒い甲冑…悪・闇
白い馬…光・善
旗…なんらかの理想 白と黒=光と闇
塔…ある世界からある世界への出入口
太陽…不滅の太陽 死であり再生である
概要
このカードは偉大なる変身者の子、死の門を司るヌーン(蠍座・冥王星)を表しています。
プルートであり、ギリシャ神話の冥界の王でもあります。
もともと13は不吉な数ではなく、「完全」を表す12+1を意味しているのです。
キリストの死と復活をも意味していて、死者を蘇らせる数字(降霊術)と言われています。自然界の死と再生を表すカードです。